DLT 装置クラスの定義

装置クラスを定義するには、最初に次のフィールドを完全なものにしてから完了をクリックします。このタスクを終了するには、取消をクリックします。

装置クラス名

定義する装置クラスの名前を入力します。

記録形式

ディジタル線形テープ (DLT) メディアにデータを書き込む時に使用される記録形式を選択します。省略時値は Drive です。

注: この形式では、テープ装置のハードウェア圧縮機能を使用します。 圧縮の効果によって、実際の容量はリストされた値より大きくなる可能性があります。

フォーマット 見積容量 説明
Drive ドライブ容量によって決定される サーバーは、ボリューム がマウントされているドライブでサポートできる最高の形式を選択します。

同じライブラリー内で装置を混合して使用する時には、DRIVE を指定しないようにしてください。

たとえば、他のドライブより高位の記録形式をサポートする特定のドライブを含むライブラリーでは、このオプションは使用しないでください。

DLT10 10.0GB 圧縮解除形式で、CompacTape III または CompacTape IV カートリッジのみを使用
DLT10C 上記の注を参照してください。

20.0GB

圧縮解除形式で、CompacTape III および CompacTape IV カートリッジのみを使用
DLT15 15.0GB 圧縮解除形式で、CompacTape IIIxt または CompacTape IV カートリッジ (CompacTape III ではない) のみを使用

DLT2000XT、DLT4000 および DLT7000 ドライブでのみ有効

DLT15C 上記の注を参照してください。

30.0GB

圧縮形式で、CompacTape IIIxt または CompacTape IV カートリッジ (CompacTape III ではない) のみを使用

DLT2000XT、DLT4000 および DLT7000 ドライブでのみ有効

DLT20 20.0GB 圧縮解除形式で、CompacTape IV カートリッジのみを使用

DLT4000、DLT7000、および DLT8000  ドライブで有効

DLT20C 上記の注を参照してください。

40.0GB

圧縮形式で、CompacTape IV カートリッジのみを使用

DLT4000、DLT7000、および DLT8000  ドライブで有効

DLT35 35.0GB 圧縮解除形式で、CompacTape IV カートリッジのみを使用

DLT7000 ドライブで有効

DLT35C 上記の注を参照してください。

70.0GB

圧縮形式で、CompacTape IV カートリッジのみを使用

DLT7000 および DLT8000 ドライブで有効

DLT40 40.0GB 圧縮解除形式で、CompacTape IV カートリッジを使用

DLT8000 ドライブで有効

DLT40C 上記の注を参照してください。

80.0GB

圧縮形式で、CompacTape IV カートリッジのみを使用

DLT8000 ドライブで有効

SDLT 100.0GB 圧縮解除形式で、Super DLT テープ 1 カートリッジを使用

Super DLT ドライブで有効

SDLTC 上記の注を参照してください。

200.0GB

圧縮形式で、Super DLT テープ 1 カートリッジを使用

Super DLT ドライブで有効

ライブラリー名

この装置クラスで使用する DLT テープ装置が入っているライブラリーの名前を選択します。

マウント数の限界

装置クラスに同時にマウントできるボリュームの最大数を入力してください。省略時値は Drives です。

使用可能な値は次の通りです。

Drives サーバーが、ライブラリーで定義されてオンラインになっているドライブ数に基づいて、マウント数の限界を判別することを指定します。
number 並行して使用されるドライブの最大数を指定します。この値は 0 から 256 の任意の数値にできます。

この値は、ライブラリーで定義されてオンラインになっているドライブの数を超えることはできません。

外部ライブラリーの場合には、そのライブラリーのドライブの数を指定してください。

0 0 の値は、新しいトランザクションがストレージ・プールをアクセスできないようにします。

マウント保持期間

使用されていないボリュームを取り外すまで、それをそのままにしておく時間 (分) を入力します。

テープ・ボリューム接頭部

サーバーがメディア・ラベルに書き込むファイル名の高位修飾子を入力します。この装置クラスに割り当てられた各ボリュームでは、サーバーはこの接頭部を使用してデータ・セット名を作成します。

例 : AB.CD2.E

見積容量

この装置クラスに割り当てられたボリュームの見積容量を入力します。

ドライブがデータ圧縮を実行しない限り、あるいは非標準サイズのボリュームをもたない限り、見積容量を指定する必要はありません。

この値は、後に次の単位の1つが続いた整数でなければなりません。

K キロバイト
M メガバイト
G ギガバイト

省略時の見積容量については、記録形式の見出しを参照してください。

マウント待機期間

ボリュームがマウントされるまで待機する最長時間を分数で入力してください。