新規ノードの登録

サーバーに クライアント・ノード (マシン) を登録するには、以下のフィールドを完成させてから、 「完了」をクリックするか、 このタスクを終了するために「取消」をクリックします。

ノード名

1-64 文字の ノード名を入力します。

ノード名:

例: JSMITH

パスワード

1-64 文字のノード・パスワードを入力します。パスワードは必須です。

連絡先

電話番号または電子メール・アドレスのような、ノードを識別する情報を入力します。このパラメーターはオプションです。

例: "Administrator for M47 - contact Shirley Jones at 9-1111"

ポリシー・ドメイン名

ノードの割り当て先のポリシー・ドメインの名前を選択します。このフィールドはオプションです。ポリシー・ドメインの名前を指定しないと、ノードは 省略時のポリシー・ドメイン (STANDARD) に割り当てられます。

クライアント圧縮設定

クライアント・ノードがバックアップおよびアーカイブ用にそのファイルをサーバーに送る前に、そのファイルを圧縮するかどうかを選択します。 

注:  NAS ノードの場合、このフィールドは無効です。

Yes バックアップおよびアーカイブのためにサーバーに送る前に、クライアント・ノードがそのファイルを圧縮することを指定します。
No バックアップまたはアーカイブの操作のためにサーバーに送る前にクライアント・ノードがそのファイルを圧縮しないことを指定します。
Client 圧縮クライアント・オプション・ファイルに指定された場合には、サーバーに送信するデータは圧縮する必要があります。省略時値は Client です。

自動ファイル・スペース名前変更の設定

クライアント・システムがユニコードをサポートするクライアントにアップグレードされるときに、すべてのファイル・スペースを自動的に名前変更するか、ファイル・スペースを名前変更しないか、あるいはファイル・スペースを名前変更するかどうかクライアントに決定させるかを指定します。名前変更はクライアントがアーカイブ、選択バックアップ、完全増分バックアップ、または部分増分バックアップのいずれかの操作を実行しているときに行われます (ただし、名前変更が許可されている場合)。名前変更では、サーバー・ストレージにおいてユニコードでない既存のバックアップ・ファイル・スペースの名前が変更されます。その後で、そのファイル・スペースがユニコードでバックアップされます。このパラメーターは、Windows NT、Windows.NET、Windows 2000 、Windows 2002、および Windows XP オペレーティング・システムを使用しているクライアント・システムでのみ有効です。 

Yes クライアント・システムがユニコードをサポートするクライアントにアップグレードしてアーカイブ、選択バックアップ、完全増分バックアップ、または部分増分バックアップのいずれかの操作を実行したときに、サーバーが既存のファイル・スペースを自動的に名前変更することを指定します。名前変更は、クライアントがグラフィカル・ユーザー・インターフェース、コマンド行、クライアント・スケジューラーうちのどれを使用しているかに関係なく行われます。  
No クライアント・システムがユニコードをサポートする クライアントにアップグレードして、クライアントが次のいずれかの 操作を実行している時に、サーバーがファイル・スペースを自動的に 名前変更しないように指定します。  すなわち、アーカイブ、選択 バックアップ、完全増分バックアップ、または部分増分バックアップです。  これが省略時値です。
Client ファイル・スペースの名前変更を行うかどうかを、クライアントのオプション・ファイルにあるオプション AUTOFSRENAME に基づいて決定することを指定します。省略時では、クライアントのオプションは PROMPT に設定されます。クライアントがユニコードをサポートするクライアントにアップグレードして、クライアントがグラフィカル・ユーザー・インター フェースまたはコマンド行で TSM 操作を実行する場合には、このプログラムは、ユーザーに現行の操作でのファイル・スペースの名前変更に関するプロンプトを一度だけ出します。

クライアントのスケジューラーが操作を実行する場合には、プログラムは 名前変更に関して選択できるプロンプトを出さず、ファイル・スペースの 名前を変更しません。  既存のファイル・スペースのバックアップは、 前通りに (ユニコードでなく) 送られます。

アーカイブ削除可

クライアント・ノードはそれ自身がサーバーからアーカイブしたファイルを削除できるかどうかを選択します。

Yes クライアント・ノードはアーカイブ・ファイルを削除することができます。省略時値は Yes です。
No クライアント・ノードがアーカイブ・ファイルを削除することは許可されません。

バックアップ削除可

クライアント・ノードはそれ自身がサーバーからバックアップしたファイルを削除できるかどうかを選択します。

Yes クライアント・ノードはバックアップ・ファイルを削除することができます。
No クライアント・ノードがバックアップ・ファイルを削除することは許可されません。省略時値は No です。

クライアント・オプション・セット

クライアントが使用するオプション・セットの名前を選択します。 このパラメーターはオプションです。

パスワードの強制リセット

クライアントのパスワードが次のログオンの試みで有効期限が切れるかどうかを指 定します。 クライアントがログオンを完了するには、パスワードをリセットしなければなりません。

Yes クライアントに新規パスワードの入力を強制します。
No クライアントは既存のパスワードの使用を続けることができます。省略時値は No です。

ノード・タイプ

ノードをクライアント、サーバー、または NAS のいずれのタイプとして登録するかを選択します。

Client ユーザーがサーバーのクライアント・ノードとして登録されていることを指定します。省略時値は client です。クライアント・ノードは、バックアップ/アーカイブ・クライアント、HSM クライアント、または TDP アプリケーション・クライアントにすることができます。
Server ノードはターゲット・サーバー上で登録されているソース・サーバーであることを指定します。
NAS ノードがネットワーク接続ストレージ (NAS) ファイル・サーバーであり、そのデータが Tivoli Data Protection for NDMP を使用してプロテクトされることを指定します (このオプションは PASE には適用されません)。

マウント・ポイントの保持

ノードがセッション全体のマウント・ポイントを保持する かどうかを指定します。

Yes セッション全体を通してノードがテープ・マウント ・ポイントを保持する必要があることを指定します。
No ポリシー定義によって、データが順次ストレージ ・プールに保管された後にディスク・ストレージ・プールに保管される場合 には、ノードがテープ・マウント・ポイントを解放することを指定します。省略時値は No です。

最大許容マウント・ポイント

0 から 999 の数値を入力して、 このノードがサーバーまたはストレージ・エージェント上で使用できる最大マウント・ポイント数を指定します。 ストレージ・エージェントは個々に、クライアント・セッション中に使用されたマウント回数をトラックします。 そのため、ノードにストレージ・エージェントがインストールされている場合、 この限界を超える可能性があります。  また、マウント・ポイントが使用可能な条件の下でこの値を超える場合もあり、 ノードがマウント・ポイントを待機する必要はありません。  ノードは、順次アクセス・ストレージ・プール (たとえばテープ、光ディスク、 またはディスク上のファイルなど) にデータを保管するときにマウント・ポイントを使用します。  クライアントがそのデータを同時バックアップに定義されたコピー・ストレージ・プールがある ストレージ・プールに保管するときには、追加のマウント・ポイントが必要になる場合があります。  このパラメーターはオプションです。省略時値は 1 です。  

値 0 は、ノードがバックアップ操作またはアーカイブ操作のマウント・ポイントを獲得できないことを指定します。ただし、リストア操作またはリトリーブ操作については、サーバーはノードにマウント・ポイントの使用を許可します。  

同時バックアップに定義されたコピー・ストレージ・プールのリストがある 1  次ストレージ・プールにノードがデータを保管する場合は、順次装置タイプである各ストレージ・プールに対してマウント・ポイントを 1 つずつ指定する必要があります。 1 次ストレージ・プールが順次装置タイプである場合は、1 次ストレージ・プールが含まれます。

サーバー間のバックアップの場合に、2 つのサーバーのバージョンが異なるときには、ターゲット・サーバーのマウント・ポイント数を 1 より大きい値に設定しないとエラーになります。

注:  サーバーは高優先順位のクライアントの操作を優先使用し、 クライアントは使用可能な他のマウント・ポイントがない場合にマウント・ポイントを 失う可能性があります。  サーバー・オプション・ファイル内に NOPREEMPT と指定して、 優先使用を使用不可にすることができます。  このオプションを指定すると、 BACKUP DB 操作のみが他の操作を優先使用することができます。

URL

この Tivoli Storage Manager クライアント・ノードにネットワーク・ビューからリンクしたい場合には、そのノードの URL アドレスを入力します。 定義されたクライアント・ノードの URL アドレスは、ネットワーク・ビュー中に表示し、それにリンクするために入力する必要があります。 このパラメーターはオプションです。

リモート・アクセスのユーザー ID

クライアント所有者権限をもつ管理ユーザー ID を入力します。 ID を入力しない場合には、クライアント所有者権限をもつ管理ユーザー ID は、省略時値によって登録されたクライアント・ノードのノード名を使用して作成されます。管理 ID を自動的に作成したくない場合には、NONE を入力してください。このパラメーターはオプションです。

パスワードの有効期限

パスワードが有効である間の日数を入力してください。1 〜 9999 までを指定することができます。パスワードが期限切れになると、 管理者またはクライアント・ノードがサーバーに通信しようとしたときに 新しいパスワードを指定するよう求めるプロンプトがサーバーから出されます。 このパラメーターを指定しなかった場合、サーバーでは、 グローバル有効期限に基づいてパスワードの有効期限を決定します。
グローバル有効期限は SET PASSEXP コマンドで設定されます。 SET PASSEXP の省略時グローバル有効期限は 90 日です。 

プロトコルの妥当性検査

クライアントおよび Tivoli Storage Manager サーバー間で送信されたデータを妥当性検査するために、ノードのデータが巡回冗長検査操作を実行する必要があるかどうかを選択します。このパラメーターはオプションです。データ妥当性検査を指定するとパフォーマンスに影響します。これは、クライアントおよびサーバー間で CRC 値を計算して比較するために、追加のオーバーヘッドが必要になるからです。

No データ妥当性検査がクライアントおよびサーバー間で送信されたデータに実行されないことを指定します。省略時値は No です。 
Data only データ妥当性検査をクライアントおよびサーバー間で送信されるファイル・データ上だけに実行することを指定します。これにはファイル・メタ・データが含まれません。 
All   データ妥当性検査をクライアントおよびサーバー間で送信されるクライアント・ファイル・データ、クライアント・ファイル・メタ・データ、および Tivoli Storage Manager サーバー・メタ・データのすべてにおいて実行することを指定します。