バックアップ・セットの生成

すでに Tivoli Storage Manager サーバーにバックアップされているクライアントのデータのバックアップ・セットを生成するには、最初に以下のフィールドをすべて入力してから、「完了」をクリックします。このタスクを終了するには、「取消」 をクリックします。 バックアップ・セットは、順次メディアに生成されます。  バックアップ・セットを使用できるのは、バックアップ/アーカイブ・クライアントのみです。

バックアップ・セット名

クライアント・ノードのデータが入るバックアップ・セットの名前を入力します。 このパラメーターは必須です。 この名前の最大長は 30 文字です。

サーバーはユーザーが入力する名前に固有の接尾部を追加します。例えば、バックアップ・セットの名前を mybackupset と指定すると、サーバーはその名前に 3099 などの固有の番号を追加します。サーバーはこのバックアップ・セット名を mybackupset.3099 として識別します。これによって、ユーザーは前のバックアップ・セットに上書きすることなく、同じ名前のバックアップ・セットを作成することができます。

ファイル・スペース名

バックアップ・セットに含めるデータが入っているファイル・スペースの名前を選択します。  現行のファイル・スペース名は最初からリストされています。  ドロップダウンの矢印をクリックして、このノードに属する別のファイル・スペースを選択することができます。

装置クラス

バックアップ・セットが書き込まれる装置クラスの名前を選択します。 このパラメーターは必須です。

保存期間

バックアップ・セット用に使用されるボリュームを保存する期間の値を入力します。 省略時値は 365 日です。

0 から 30000 ボリュームを保存する日数を指定します。
Nolimit ボリュームを無期限に保存することを指定します。 Tivoli Storage Manager は、ボリュームがサーバー・ストレージから削除されない限り、ボリュームを永久に保存します。

ボリューム名

バックアップ・セットが入るボリュームの名前を入力します。 ボリューム名をコンマで区切る (スペースを入れない) ことによって、複数のボリュームを指定することができます。このパラメーターはオプションです。

スクラッチ・ボリュームの使用

次のように、スクラッチ・ボリュームのオプションを選択します。

Yes スクラッチ・ボリュームをバックアップ・セット用に使用できることを指定します。 省略時値は Yes です。
No スクラッチ・ボリュームをバックアップ・セット用に使用できないことを指定します。

説明

バックアップ・セットに入っているクライアントのデータに関連する説明を入力します。この説明の最大長は 255 文字です。 このパラメーターはオプションです。

完了を待機

処理のためのオプションを選択します。

Yes この操作をサーバーがフォアグラウンドで完了するのを待機することを指定します。 操作が処理を完了するまでは、作成されたメッセージは表示されません。
No この操作をサーバーがバックグラウンドで完了することを指定します。 省略時値は No です。

名前付きファイル・スペースのネーム・タイプ

入力したファイル・スペース名をサーバーにどのように変換させるかを選択します。  これは、サーバーがユニコードをサポートするクライアントを持っている場合に便利です。  現在使用できるユニコードをサポートするバックアップ/アーカイブ・クライアントは、 Windows NT、Windows.NET、Windows 2000、Windows 2002、Windows XP、  Macintosh OS 9、および Macintosh OS X オペレーティング・システムです。 この パラメーターはオプションです。 このパラメーターは、部分または完全修飾 ファイル・スペース名を入力する時にのみ使用してください。

FSID サーバーは、ファイル・スペース名をそのファイル・スペース ID (FSID) として解釈します。
SERVER サーバーは、サーバーのコード・ページを使用してファイル・スペース名を変換します。 これが省略時値です。
UNICODE サーバーは、ファイル・スペース名をサーバーのコード・ ページから UTF-8 コード・ページに変換します。 変換が成功 するかどうかは、名前の実際の文字数とサーバーのコード・ページに かかっています。 変換は、ストリングにサーバーのコード・ ページで使用できない文字が含まれている場合、またはサーバーが システム変換ルーチンへのアクセス問題を持っている場合には、失敗 することがあります。