管理者のインポート

1 人または複数の管理者の 管理者定義および権限定義をエクスポート・メディアから Tivoli Storage Manager サーバーにインポートするには、 以下のフィールドを完成させてから、「完了」をクリックするか、 タスクを終了するために「取消」をクリックします。

管理者名

管理者名を選択します。リスト中のすべての管理者の情報をインポートするには、ワイルドカード文字 (* ) を使用します。省略時値は * です。

プレビュー

オプションを選択します。 このパラメーターはオプションです。

Yes 実際に管理者情報をインポートしないで、インポート操作 の結果をプレビューしたい場合です。インポートされるオブジェクトの数とタイプに関する情報が、転送されるバ イト数と共にサーバー・コンソールと活動記録ログに報告されます。
No 情報がインポートされます。省略時値は No です。

装置クラス

読み取られるインポート・データが入っている装置クラスを入力します。 このパラメーターは必須です。DISK または NAS の装置クラスを指定することはできません。インポートの実行時にすでに指定された装置クラスのマウント数の限界に達している (すべてのドライブが使用中である) 場合には、Tivoli Storage Manager は、 レクラメーションなど優先順位の低い操作を自動的に取り消して、 マウント・ポイントが インポートに使用できるようにします。

ボリューム名

インポート操作に使用されるボリューム名を入力します。 ボリュームは、エクスポートした時と同じ順序でインポートする必要があります。このパラメーターは必須です。指定できる値は次のとおりです。

volname インポートされたデータを入れる 1 つまたは複数のボリュームの名前。各 ボリュームを、間にスペースを入れずにコンマで区切ると、複数のボリュームを指 定できます。

例: ボリューム TAPE01、TAPE02、TAPE03 を使用するには、次のように入力します。TAPE01,TAPE02,TAPE03

FILE: filename インポート操作用のデータが入ったボリュームのリストを含むファイルの名前。 ファイル中の各ボリューム名は、別個の行としなければなりません。 ブランク行 および (アスタリスクで始まる) 注釈行は、無視されます。

例: ボリューム TAPE01、TAPE02、および TAPE03 を使用するには、次の行を含む TAPEVOL という名前のファイルを作成します。

TAPE01
TAPE02
TAPE03

次に、FILE:tapevol をボリューム名 入力フィールドに入力することができます。

それぞれの装置タイプのボリュームを指定する場合には、次の命名規則を使用してください。

File そのプラットフォームの完全修飾名ストリングを 指定します。例えば、次のようにします。
AIX /imdata/mt1
HP-UX /imdata/mt1
Linux /dev/mt1
MVS im.data.mt1
PASE /exdata/mt1
Sun Solaris /imdata/mt1
Windows d:\win32app\ibm\adsm\server\data1.dsm
VM im.data
Optical 1 〜 32 個の英数字を指定してください。
このフィールドは、Linux や OS/400 PASE 版には適用されません。
Removable file 1 〜 6 個の英数字を指定してください。
このフィールドは、OS/400 PASE 版には適用されません。
Server 1 〜 250 個の英数字を指定してください。
Tape 1 〜 6 個の英数字を指定してください。

定義の置き換え

サーバー上に存在する定義を、同じ名前をもつインポートされたオブジェクトで置き換える必要があるかどうかを指定します。

Yes オブジェクトを、インポートしたオブジェクトと置き換えることを指定します。
No オブジェクトを、インポートしたオブジェクトによって置き換えないことを指定します。 省略時値は No です。