QIC 装置クラスの定義

装置クラスを定義するには最初に次のフィールドを完全なものにしてから 完了をクリックするか 取消をクリックしてタスクを終了します。

装置クラス名

定義する装置クラスの名前を入力します。装置クラス名の最大長は 30文字です。

記録形式

メディアにデータを書き込む時に使用する記録形式を選択します。

Drive ボリュームがマウントされているドライブがサポートできる最高の形式を Tivoli Storage Manager が選択することを指定します。 省略時値は Drive です。
QIC120 Tivoli Storage Manager が DC600XTD、 DC6150、 DC6320、および DC6525 形式を使用してデータを書き込むことを指定します。
QIC150 Tivoli Storage Manager が DC600XTD、 DC6150、 DC6320、および DC6525 形式を使用してデータを書き込むことを指定します。
QIC525 Tivoli Storage Manager が DC6320 および DC6525 形式を使用してデータを書き込むことを指定します。
QIC1000 Tivoli Storage Manager が DC9100 および DC9120XL 形式を使用してデータを書き込むことを指定します。

ライブラリー名

この装置クラスで使用される QIC 磁気テープ装置が入っているライブラリーの名前を選択します。

マウント数の限界

該当の装置クラスで同時にマウントできる順次アクセス・ボリュームの最大数を入力します。この値は 0 〜 256の任意の数値にできます。

マウント数の限界に指定できる値は次の通りです。

Drives Tivoli Storage Manager が、ライブラリーで定義されてオンラインになっているドライブ数に基づいて、マウント数の限界を判別することを指定します。 省略時値は Drives です。
mount limitvalue Tivoli Storage Manager によってこの装置クラスで同時に使用されるドライブの最大数を指定します。外部ライブラリーの場合、ライブラリーのドライブの数をパラメーター値として指定してください。この値は、この装置クラスをサービスするライブラリーで定義されていて、オンラインになっているドライブの数を超えることはできません。
0 値 0 は新しいトランザクションがストレージ・プールにアクセスできないようにします。

マウント保持期間

使用されていない順次アクセス・ボリュームを取り外す前に保持する時間を分単位で入力します。

テープ・ボリュームの接頭部

サーバーが順次アクセス・メディア・ラベルに書き込むファイル名の高水準修飾子を入力します。この装置クラスに割り当てられた各ボリュームでは、 Tivoli Storage Manager はこの接頭部を使用して データ・セット名を作成します。

例 : AB.CD2.E

見積容量

この装置クラスで類別されたボリュームの見積容量を入力してください。 ドライブがデータ圧縮を実行しない限り、あるいは非標準サイズのボリュームをもたない限り、見積容量を指定する必要はありません。数値とその後に続けてスケール因数を指定します。

スケール因数とその意味は次の通りです。

K キロバイト
M メガバイト
G ギガバイト

マウント待機期間

ボリュームがマニュアル・ライブラリーにマウントされるまで待機する最長時間を分数で入力してください。